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番号・名称 年 代   構造等
21 阿蘇神社神幸門 嘉永元年
(1848)
四脚門、切妻造、銅板葺
特徴等

阿蘇神社は古来肥後一の宮として崇敬をあつめてきた古社で、全国に約450社ある阿蘇神社の総本社である。社殿群は天保6年(1835)から嘉永3年(1850)にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿3棟と楼門、還御門及び神幸門の6棟が重要文化財に指定され、他の社殿と一体となって古社に相応しい落ち着いて品位のある社頭景観を形成している。
神幸門 (みゆきもん) は楼門の向かって右 (北) 側に設けられた門で、還御門と同様の造りになる。年に一度、例祭の日(7月28日)に4基の神輿や供奉 (ぐぶ/おとも) の行列3百余人が出発の時に使用される珍しい門である。

参考資料:阿蘇神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-5-25

阿蘇神社神幸門 (撮影:2012-11) 阿蘇神社神幸門 (撮影:2012-11)
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